熊本市現代美術館にて没入体験型作品新作「The Mirror」発表【2015年10〜12月】

2015年09月24日

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2015年10月から始まる熊本市現代美術館での展覧会 STANCE or DISTANCE? わたしと世界をつなぐ「距離」 にて、新作「The Mirror」を発表します。自己と身体のつながりをテーマに、SR(代替現実)技術と体験者自身の自己鏡映像認知能力を組み合わせた、没入体験型の展示作品です。ヘッドマウントディスプレイとヘッドフォンを装着した1名の体験者は、約8分間の自己認識と身体感覚の乖離を体験します。

STANCE or DISTANCE? わたしと世界をつなぐ「距離」

2015年10月10日(土)~12月6日(日)
熊本市現代美術館 アクセス→

「The Mirror」は、2012年8月に日本科学未来館(東京都江東区)にて発表したMIRAGEの流れを汲む仮想空間でのパフォーマンス体験型作品です。GRINDER-MANからは、構成・演出・映像にタグチヒトシ、振付・出演に伊豆牧子が参画しています。

The Mirror

製作・監修=藤井直敬(理化学研究所)
構成・演出・映像=タグチヒトシ(GRINDER-MAN)
振付・出演=伊豆牧子(GRINDER-MAN)
音楽・サウンドデザイン=EVALA
SRシステム デザイン=濱條貴光(理化学研究所)
機器構成=永渕裕康(株式会社ストロベリーメディアアーツ)
撮影協力=熊山准、天野悠二
協力=世田谷パブリックシアター

STANCE or DISTANCE? わたしと世界をつなぐ「距離」

「距離」とは何でしょうか。あるいは、どのような時に感じるものでしょうか。
自分自身を見つめたり、家族や恋人、友人と向き合ったり、社会の問題や世界の出来事について考える時、そこには何かしらの“距離ディスタンス”があります。それは、物理的、心理的な距離ともいえるでしょう。この距離や距離感があるからこそ、自分の“姿勢や立場スタンス”を形づくることができ、世界とつながっているのではないでしょうか。本展では、ロボットやメディア作品、絵画、写真、映像など世界6ヵ国、17組の研究者やアーティストの作品を通して、わたしたちと世界をつなぐ多様な「距離」の関係性に迫ります。

出展作家:
渡邊淳司+安藤英由樹、石黒浩、藤井直敬+GRINDER-MAN+EVALA、林智子、加藤泉、金川晋吾、横溝静、モナ・ハトゥム、ミカ・ロッテンバーグ、エリザベス・プライス、小泉明郎、ボリス・ミハイロフ、ズビグニエフ・リベラ、リー・ブラザーズ、大野智史、藤田桃子、塩保朋子

開館時間:10:00~20:00(展覧会入場は19:30まで)
休館日:火曜日休館 ※11月3日(火・祝)は開館、翌日閉館
観覧料:
一般=1000(800)円
シニア(65才以上)=800(600)円
学生(高校生以上)=500(400)円 ※中学生以下無料
※( )は前売り、20名以上の団体、身体障害者手帳等をお持ちの方

お問い合わせ:熊本市現代美術館
〒860-0845 熊本市中央区上通町 2-3びぷれす熊日会館3階
TEL:096-278-7500 FAX:096-359-7892
www.camk.or.jp

主催=熊本市現代美術館 [熊本市、公益財団法人熊本市美術文化振興財団]、熊本日日新聞社、KAB熊本朝日放送
後援=熊本県、熊本県教育委員会、熊本市教育委員会、熊本県文化協会、熊本県美術家連盟、熊本国際観光コンベンション協会、NHK熊本放送局、J:COM熊本、エフエム熊本、FM791
助成=芸術文化振興基金、公益財団法人朝日新聞文化財団
協賛=株式会社 資生堂
協力=大阪大学、NTTコミュニケーション科学基礎研究所

Link

STANCE or DISTANCE?|熊本市現代美術館
STANCE or DISTANCE?|チラシ(表)PDF
STANCE or DISTANCE?|チラシ(裏)PDF
MIRAGE Performance Art with Substitutional Reality system
体験型パフォーマンス作品「MIRAGE」をArs Electronica Festival 2014(オーストリア・リンツ)にて発表【2014年9月】