告知たけしの誰でもピカソ「祝!!10周年3時間スペシャル!!大たけし祭」 2007年4月6日(金)20:00〜22:54


写真提供:草間彌生スタジオ

テレビ東京系列「たけしの誰でもピカソ」で草間 彌生×北野 武のパフォーマンにグラインダーマン見参!

2007年4月で番組放映10周年を迎える「たけしの誰でもピカソ」。来る4月6日(金)の放映は拡大版の3時間スペシャル。グラインダーマンは永遠の“前衛”芸術家、草間 彌生さんとパフォーマンスステージを共にしました。草間さんの水玉強迫パフォーマンスを盛り上げるべく、最近固定になりつつあるMUSTANGメンバーを含めた総勢12人が踊ります。○と□!ブラックライト!飛び散る火花!ダンサンブルでムーディーな、濃くもポップな3分間の演出をお楽しみください。久しぶりなりに、それなりに力を注いでみました。

思えば9年半前、若造だった僕は、右も左も分からないままグラインダーひとつを持ってアートバトルに出演しました。その時は10年後の想像なぞするでもなく、ただただ目の前の鉄を削るのに夢中でした。こうして今新ためて思うのは、グラインダーの持つ魅力です。100Vでうなる砥石、からみつくコード、単純明快な火花。おおきな怪我もせず、よく続けてられた。こう書いてしまうと、なんだかうすっぺらい感傷ですが、ともあれ収録までの長すぎる待ち時間はこの10年間を振り返るには格好の機会でした。そしてこうも考える。10年後の自分はどうなっているのだろうか、と。

収録後、草間さんの楽屋まで挨拶に伺いました。草間さんは目で語ります。言葉はあまりありません。まばたきもありません。だからこちらもなぜか目がカッと開かれます。負けじと、ではなく、それが引き込まれるということなのか。この目こそが、現代美術界の雄(雌?)として不出生たらしめる所以なのだ。現代美術の世界のみで生きる、日本では数少ない芸術家と呼べる存在を感じられた、短くも濃密な瞬間でした。

アートバトルのコーナーもいつのまにかなくなり、時にはお笑い番組の呈も否めない「たけしの誰でもピカソ」。担当ディレクターの「アートバトルの告知をしても、最近は応募が少ない。もう時代じゃないのかもねぇー」の言葉に、ぼんやりと一つの時代が終わったのを感じました。これからも末長い番組のご発展を、力及ばずながらお祈りしております。

文:グラインダーマン01 タグチ ヒトシ

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