グラインダーマン
現代美術を出発点に演者と観客の相互作用を空間化するアートパフォーマンスグループ。デザインされた人類、あるいは生きるためのルールを自ら課したヒトとして、ゴーヘッド・パラレル(立方体のハコ)を装着する。頭部を隠蔽することで生じる匿名性は、演者と観客の境界線を明確にし、両者が共鳴し合う共同体への足がかりとして機能する。
1997年身体に装着した鋼鉄をグラインダーで削り火花を飛ばすパフォーマンスでTV番組に出演。以降国内外の劇場や美術館にて立体造型・映像・音楽を融合した身体表現を展開する。2005年からは「群と個」をテーマに「MUSTANG」シリーズを開始。正面が取り払われた舞台空間を観客は移動しながら観覧し、強い身体性を備えた演者の直接的なアクションが観客の肉体、精神へと直接揺さぶる感覚を提示する。これまで国内外全10箇所で上演。2008年にはシンガポールより招聘を受け、現地の出演者とワークショップを重ね「MUSTANG Singapore」を発表している。
パフォーマンス作品[MUSTANG]シリーズ ウェブサイト
タグチヒトシ グラインダーマン代表
1973年横浜生まれ、筑波大学芸術専門学群総合造形卒業。グラインダーマンの作・演出から楽曲制作や映像等のデレクションまで、幅広い舞台意匠にこだわりを持つ。そこにはモノや映像、音といった要素を人間が規格化される要因と捉え、それらに収まりきらない「ヒトのゆらぎ」の体現を指向する。2008年には自身が代表取締役をつとめる株式会社イッカクを設立。芸術とデザインの垣根を超える活動を展開している。
タグチヒトシのブログ「グラブロ」
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